マイカーリース

マイカーリースと残価設定ローンの違い

最近利用者が増えているマイカーリースですが、似たような商品に「残価設定ローン」があります、マイカーリースと残価設定ローンのそれぞれの違いを解説してみます。

マイカーリースの場合

オリックス自動車では、10年以上前から「いまのりくん」というマイカーリースを積極的に販売している、マイカーリースの老舗ですね。

いまのりくん(3種):オリックス自動車

オリックスでは、個人向けカーリースとして「いまのりくん」「いまのりセブン」「いまのりナイン」を用意しています。

なお、全てのいまのくんは「月間走行距離2,000km以下」の商品です。

いまのりくん
5年契約のマイカーリースです。
契約開始後2年経過したら解約金などなしに、乗り換えや返却をすることができますし、5年後には契約の延長も可能です。

ただし、車を買い取ることはできません

いまのりセブン
7年契約のマイカーリースです。

契約後5年経過したら解約金などなしに自由に乗り替えることができます。

契約後は、「車を自分名義にして乗り続ける」「新車に変えて契約継続」「車をもらう又は返却して年間リース料20%をキャッシュバック」の選択することが出来ます。

契約期間が長くなったぶん、いまのりくんよりも、月々の支払金額も安くなります。

いまのりナイン
9年契約のマイカーリースです。

契約後7年経過すると、解約金なしに自由に乗り替える事ができます。

契約終了後は、いまのりセブンとほとんど同じですが、キャッシュバックはありません、もっとも返却の希望をしなければ、車は自動的にユーザーのものになります。

契約期間が長いので、いまのりセブンよりもさらにリース料が安くなります。

いまのりセブン、いまのりナインは、リース期間終了後に、車を自分の物にすることができますので、実質的にローン購入や残価設定ローンとほぼ同じです。

残価設定ローンの場合

トヨタの新車ディーラーの多くは、残価設定プランやマイカーリースを販売しています、が、その取り組みにはお店によってかなり温度差があるようです。

残価設定プラン:トヨタ

残価設定ローンはフルローン(全額ローン)で契約をして車を購入するのですが、将来の下取り価格と同じ金額を、ローンの最終回で支払うという買い方です。

ローンの最終回が下取り価格と同じ設定なので、最終回は何十万円という支払金額になりますが、車を返すことで支払わなくてもよくなります。

トヨタ 残価設定プラン

図の残価(最終回のお支払い金額)が、月々の支払いに含まれないので、金額を低く抑える事が出来るわけです。

ローン期間が終了すると、「車を返却する」「車を買い上げる(ローンを払う)」もしくは「返却して新しい車に乗り替える」という選択も出来ます。

車を返却する場合、相場の下落などあっても負担を求めることはありませんが、車が当初予定した下取り価格以上であれば、追加の代金は必要ありませんが、車両状態が事前に定めた規定外(超過走行・損傷など)といった場合には、別途精算金が必要です。

リースとローンのメリット

マイカーリースのメリット

・税金や車検の支払いなど含まれていて毎月一定額で乗れる
・法人の場合は必要経費とすることができるので節税になる
・自動車保険をリース料に入れることが出来る

月々の支払額が一定なので車の費用計算がラク、関連する煩わしいこともリース会社がやってくれ、車の事をあまり考えることなく所有することが出来ます。

また、自動車保険を毎月のリース料金に組み込むことが出来るので(販売店による)、保険が割安になる3~5年といった長期の自動車保険にも無理なく入ることが出来ます。

残価設定ローンのメリット

・月々の金額が安くなる

残価設定ローンは、メンテンナンス・税金などが含まれていないので、その分月々の支払いは安くなり、乗りたい車に少ない負担で乗ることができます、通常、マイカーリースの6~7割程度の月額になる事が多いです。

リースとローンのデメリット

マイカーリースのデメリット

・月々の負担額がローンより大きい
・返却が前提なので、本当の意味で自由に使えない
・値引きがない

マイカーリースなら月々の支払いは「安い」と思っている人は大きな勘違いで、マイカーリース>ローン>残価設定ローンという順番で安くなります。

マイカーリースは、メンテナンスや税金が入っている事が多いので、どうしても高くなります。

また、返却を前提としているので、本当の意味で車を自由に扱うことができません。

意外と知られていない事に、車の車両値引きが、一般的な金額より0~50%程度で計算されていることが多いです。

残価設定ローンのデメリット

・月々の金額は安いけれど、車検・税金などで支払額が一定でない
・値引きが少ない
・車を返却する場合、カーリースと同様に車のコンディションに注意しないといけない

残価設定ローンは、実質的には変則的に払うマイカーローンと同じなうえ、車を返却する事を考えると自由に車を使えなくなってしまいますから、正直、返却するつもりだと、かなり微妙な買い方になっています。

リースと残価設定ローンの違い・・マトメ

マイカーリースは、時間や手間を掛けたくない人向けの商品です、値段が高くなる分、税金や車検・点検といった維持管理をリース会社に任せる事ができます。

販売店次第ですが、自動車保険もリース料金に含める事が出来るので、車に掛かるお金を毎月一定にすることができます。

一方で

残価設定ローンは、とにかく月々の支払いは抑えたい、という一点のみを重視した買い方になります、希望の車に普通のローンでは予算が厳しい時に利用するのがいいでしょう。

ただ、どちらも車の返却という条件がついて回りますから、それに納得できるという事が重要です、現状では、残価設定ローンよりも、手間が無くていいとからという理由でマイカーリースを選ぶ人が増えてきています。

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